「青春を生きる、昔の若者たち」
男鹿市長 菅原広二
70歳になったメンバーが、情熱的に歌う姿にいつも感動します。「青春とは、人生のある時期をいうのではない、理想と情熱のあることをいう」という言葉を思い出させてくれます。
政府は、「田園都市国家DX構想」を掲げ、地方の時代と言われておりますが、国に頼ってばかりでなく自分たちで行動をおこし、この秋田の特徴を活かさなければなりません。ウイズコロナ、アフターコロナを見据えて行動しなければなりません。
カンプレ45の皆さんの日頃の思いやりと優しさに溢れた活動には感心しております。地方は、高齢化という大きな課題があります。歌は人の心に潤いを与え、ともに歌うことで仲間づくりにも繋がります。どうか、歌で高齢者をはじめ多くの人達に元気を与え、幸せな地域づくりに、尚一層取り組んで下さい。期待致しております。
「人生100年時代」です。歌で多くの人々を幸せにする理想をもっと高く掲げ、メンバーも青春をかけて生きろ!!
「響」「張」「絞」
前国際教養大学学長 鈴木 典比古
合唱の起源は古く、古代エジプトやギリシャなどでは既に男声合唱では4声部を持ち、非常に程度の高い合唱が行われていた。
合唱は古代ギリシャ語ではコロス(コーラスの原型)と呼ばれ、初期キリスト教時代から中世に至るヨーロッパでは聖歌として全盛期を迎えた。15世紀には合唱によるミサ曲が完成し、16世紀にはア・カペラ(a cappella-教会堂での聖歌)が、17世紀にはカンタータが、そして19世紀になると合唱曲は教会音楽の域を超えて世俗曲として大きな発展を見せ20世紀に繋がる。日本にも中世以来の謡曲と能舞があることを記しておきたい。
カンプレ45の4人組は、このように洋の東西を問わぬ人間の本能的行為である合唱が、遠く日本の、そして秋田に種をまかれ根付いた力強い男声合唱である。カンプレ45の合唱は彼らの人生経験からくる深い響きと、未だ保っている若さからくる張りと、固い絆が持つ絞りの統合されたものである。今日はこの「響」「張」「絞」の完成された型をお楽しみください。
がんばれ!カンプレ45 応援メッセージ
あかね調剤薬局 薬剤師・藤田博子
カンプレ45は、結成以来当薬局の2階フリースペースで地道な練習を重ね、そして数々のコンサートの実績を経て、素晴らしいハーモニーを奏でる男性コーラスグループです。
練習中の歌声は1階の薬局にも聞こえてきます。その歌を聴いて「ラジオ放送かと思った」という患者さんもおりました。介護施設での慰問コンサートでは、感動して涙する方もいるほどです。
心に響くカンプレ45のコーラスを、是非皆様も聴いてみて下さい。
懐かしい歌を聴いて郷愁を感じ、そして一緒に歌って楽しんで頂けたらと思います。
これからも頑張って、いろんなところへ元気を届けて下さい!
カンプレ45応援メッセージ
刈和野 ギャラリー 軽部公子
優しく、温かく、時には語りあうように、一人ひとりの胸の内に寄り添うカンプレハーモニー。これ迄の自身の人生にそのハーモニーを重ね、感慨深げに聴き入る人、青春時代の愛唱歌だったと歌に加わる人、やっぱり我が県民歌はいいな、最高、ありがとうと納得顔の老夫婦。
これは2019年5月19日刈和野西念寺での「出前歌声喫茶」でのひとこま。終ってみれば、会場は、参加者同士の「絆」が深まり、「笑顔」と「元気パワー」に満ち溢れている。更に家路へと急ぐ足取りは軽やかでその表情は晴ればれと明るい。あの人この人にも聞かせたかった、共に歌わせてあげたかった、と皆の心は優しい。
そう、私達は期待しています。カンプレ45の皆様のご活躍の場の更なる広がりを。